【船で片道24時間!世界中の旅人を魅了する世界自然遺産、小笠原諸島の本当の魅力】イベント参加レポート!!


今回のブログは旅大学さんのイベント 小笠原諸島 を知るトークイベント に参加してきたレポです*


小笠原諸島のトークイベント

2019年3月15日に行われたイベントですが、文章まとめたり、確認の為に調べたりしてたらこんなにアップするのが遅くなってしまいました(;´∀`)

でもその分、情報量多く皆さんにシェアできるかもしれません*

初めましての方もいつも見てくれている方もこんにちは!

私は旅をする事が大好きなMaiこと、ニックネームはまいまいと呼ばれる事が多いです^^

世界にはまだまだ素敵な場所が沢山あって、今まで知らなかった事が知れたり、自分と向き合う事ができる、そんな旅が大好きで、自分が見た景色をどこかに残しておきたいという思いと、私が見た景色を誰かと一緒に共有できたら面白いんじゃないか!と思ってYouTubeに旅動画の投稿をしたり、最近は旅をテーマにしたブログも始める事にしました。そう、まさに今読んで頂いているこのブログです!!

【旅をしながら音楽や好きなことを追求しながら、生きていけるようになる事が私の目標です】

小笠原に興味のある方、漠然と『名前は聞いた事あるな?』『どんな島なんだろう?』という興味本位でも覗いて頂いてる事が本当に嬉しいです^^

…良ければまったり読んでいって下さい*

―――――――――

本編に入る前にこの動画を見て下さい*


この動画は実際にイベントで上映された動画で、私も見た動画です。
見てるだけで今すぐにでも小笠原に行きたくなっちゃう、本当に素敵な動画です!!

⇑の動画はイベントで登壇された、小笠原諸島の映像作品も創られている映像クリエイター、金邉竜也さんが撮られた映像作品です。


始まりは冒頭クイズなども交えながら、聞き手の私たちを飽きさせないようにアットホーム感満載な雰囲気でイベントはスタートしました。

最初は真面目な話から入りましたが、実は小笠原諸島は、国境離島としての重要な役割を担っている。

なぜなら日本の排他的経済水域(EEZ)のおよそ1/3はこれら小笠原の島々によって確保されているからだ。

という学校の授業のように地理的なお話も踏まえながら、小笠原は一体どこにあるのか?など島の基本的な話もしてくださいました(*´ω`*)

続いてイベントの後半では観光方面に関する紹介をしてくださいました*

私はイベントに参加して知ったのですが、小笠原Dayというオフ会も開催されていて、それが旅行者だけじゃなく、なんと島民の方も集めて開催しているイベントなのだそうです!←島民の皆さんも集めるあたりが面白い!

最初は参加者数は数百名だったのが→最近では1000名を超えるくらいになってきたそうで…。

前回の小笠原Day←大好評との事で、アンケートでの唯一のクレームが『…息苦しいw』という声が上がり始めている事でした(笑)つまり会場のキャパに対して参加人数がたくさんで大盛況という事!!嬉しい悲鳴ですね^^




そして皆さん、こんな話は知っているでしょうか?

小笠原諸島には一度行ったら、最低でも3泊4日はしなければならないのです。


なぜ最低でも3泊4日しなきゃいけないかと言うと…小笠原には空港がなく、船でしか行くことができません。東京竹芝桟橋から定期船「おがさわら丸」が出航していますがだいたい週1便。

あとは不定期に全国から出航するクルーズ船の二つの方法。

でもだからこそまとまって時間が取れるので、じっくりゆっくり観光したい人にはピッタリな島だと私は思いました。

意外な話だったけど、『女子(女性)一人旅の方も結構多いですよ』という話にはちょっとビックリしました*

―――――――――

小笠原諸島には現状、船でしか行く事が出来ない。

所要時間:24時間

丸一日は移動にかかるという事←

だがしかし!!今現在、小笠原諸島に飛行場を作るという案も東京都で出ているようだ。
ただ私個人として思ったのは、自然保護の観点から飛行場を作るとして、外来種が持ち込まれやすくなってしまうのではないか?対策が難しいのでは?とそう思わずにはいられなかった。

船はスタンダードな部屋で往復5万円程。

写真参照・おがさわら丸の船内の写真
おがさわら丸の船内の写真



小笠原と東京とを行き来する、船の揺れはどの程度揺れるのでしょうか?と聞いたところ…季節や天候にもよるが、夏の揺れは割と穏やかとの事でした。

心配な方はアネロンという酔い止め薬が最強と伺ったので、調べてみてくださいね*

海関係で働いていらっしゃる方は皆さん『アネロン!!』と口をそろえて言うんだとか。




【島の人口について】


人口は父島が2000人ほど。

母島は500人ほど住んでいるという*

島にはコンビニはないけど、スーパーはある!と仰られていました^^

父島にはカフェも飲み屋もスーパーも揃っているそうで…***

船でスーパーに商品が入荷される時は、人が殺到するらしいです…(笑)


納豆なども人気商品?とのことでした(笑)想像するととても、島ならではのエピソードに(o^―^o)ニコっとしてしまうエピソードだと感じました*

小笠原諸島に行く時は基本的に、宿もアクティビティーも予約必須とのことです。
もちろん船もですが!!

宿泊先もそれぞれの島の数に限りがあって、アクティビティの人数にも定数があるから、要は早いもの勝ち><

参考までにイベント時に聞いた宿泊キャパ人数…
父島の床数が約1100名分。

母島が120〜130名分。

ただ、これは部屋数ではありません*
床数の数字なので、実際は一人旅のお客さんも多く…その場合は部屋が早く埋まってしまう場合もあるとの事でした。

実質的には父島が600名ほどの観光客の方が来ると、全島埋まってしまう感じだと小笠原村観光局 事務局長 根岸康弘さんが教えてくれましたました。

ちなみにGW(ゴールデンウィーク)は特に人気のシーズンで、宿も取りづらいとの事でした。

イベント時、2019年3月某日だったのですが、この時点で今年(2019年)のGWの期間は(ゴールデンウィーク)は船のチケットが完売という事でした。

小笠原諸島はそもそもキャンプが禁止されていますので、宿が取れなければ『そーだ、キャンプしよう!』←みたいな手は使えません><

何故キャンプが禁止されているのか…?

私の勝手な想像だと、もしかしたら世界(自然)遺産に登録されているからダメなのかな?と、思いました。

気になったので実際に調べてみると…『○小笠原村キヤンプ禁止地域に関する条例』見つけました。

特定地域におけるキヤンプを禁止することにより、キャンプを行なおうとする者の生命及び身体の安全を図るとともに、小笠原村の美しい自然と静かな村民生活を守ることを目的とする。
やはり自然保護の観点での理由が大きいのかな…と、思う。

万が一、火の不始末で火事になってしまったら貴重な島の自然が失われてしまいかねないですからね><


小笠原諸島のパンフレット


小笠原諸島のオススメのシーズン


これは実際に何度も島を訪れ、小笠原諸島の映像作品も創られている映像クリエイター、金邉竜也さんが答えて下さいました。

金邉さんのオススメは『夏』…なのだそうです!
ちなみに小笠原と聞くと皆さん、イメージするのが海だったりイルカだったりするかもしれませんが、意外にもイルカシーズンは一年中なのだそうです。

私はてっきり夏だけなんだと思ってた汗

ただ、水着でイルカと一緒に泳ぎたい場合は、GW(ゴールデンウィーク)〜だいたい11月位までの期間なら水着で泳げるとの事。

夏は比較的、波も穏やからしいのでやっぱり私も行くなら夏に行きたいな、っと心の中で思った。



【小笠原のとっておきの場所】




そうそう!小笠原には一年のうち、半年ほどしか見れない場所があるのだそうです。

それは南島。

冬の期間の11月~2月までは入島禁止期間で島に入る事ができないのだそう。
なぜ入る事ができないのかというと、南島に生育している植物等の回復期間を設ける為なのだとか…!なんとも自然保護に徹底されている!!(感服)

あとは1日に南島に入島できる人数も決まっているのだとか。
南島に1日に最大入島できるのは1日最大100人まで!!

夏休みの連休中、お盆の期間とかゴールデンウィークは、競争率が激しそうですね…><

また小笠原では海の中(底)に船が沈んでいるのが見れるらしく、いわゆる沈船というやつ!!

その沈船も波が穏やかな方が沈んでいる姿が見やすそうだと思った。

私は廃墟とか遺跡とか古代文明とかそういうものがすごく好きなので、水中カメラとかでも沈船の映像を、写真でも良い。その姿をおさめたい願望に狩られました…(*´﹃`)

…あとは扇浦の橋がとっておきの場所らしいです^^

母島のスクリーン

続いて母島は乳房山がおすすめ。小富士、石門山などガイドさんが一緒でないと入れない場所もある。

以前、屋久島に行った時もガイドさんに沢山の事を教えてもらったから、私もいつか母島に行く時はガイドさんをお願いしようかな…!!




【小笠原おすすめグルメ】


珍味?というべきなのでしょうか?
小笠原ならではの変わった食べ物を紹介して下さいました^^

①サメバーガー…サメバーガーはホントオススメなのだそうで、すごく美味しいと言っていました。

②亀の刺身!!…すっごく個人的に興味を持ったのが、この亀のお刺身です!!正確にはウミガメですね><
どんな味、食感なのか尋ねてみたところ、マグロと馬刺しの中間のような感じで、どうやら鯨(クジラ)っぽいのだそうです。

専門の漁師さんがいらっしゃる+年間に捕っていい頭数が決まっている+(ネットで調べたところ)小笠原では特別に捕獲が許されているとの事で、貴重な食材という位置づけでもある。

冷凍保存して、都度、提供していると以前小笠原に滞在されていたという同テーブルにいらっしゃった方にも話を聞く事ができた。

ウミガメのお刺身を食す事が出来るのは基本的に小笠原に行かないと出来ないという事だった。


【小笠原のイベント】小笠原の盆踊り


小笠原では盆踊り大会が毎年開催されているのだそうですが、この小笠原の盆踊りを踊りたいがために年に一回、有給を使って来る方も結構いらっしゃるとの事でした!

ネットで調べたところ…父島かな?父島では毎年恒例の盆踊り大会が3日間開催されているんだそうです。

―――――――――

交通手段

レンタルバイク…父島が台数が多いそう。
スクーターがオススメとの事でした。

父島…一時間に一本バスが出ているとの事です*

交通手段ですが、運転免許がない、運転に自信がない方も安心して下さい!

小笠原では観光ツアーも沢山企画されています。

見どころある観光スポットはツアーを申し込めばバスなどでまわる事ができる!のだそう…*

バイク関連の話でいうと母島に関してはバイクだと一周あたり一時間で周る事が出来るのだそうだ。(正確には一周する事は地形的に?できないらしいですが)


―――――――――

【けっこう皆が小笠原でやっちゃう、勿体無い事】


小笠原諸島が世界自然遺産に登録されている事は前述しました。

その世界自然遺産に認定されるほとんどの重きが海側ではなく、山側にあるという事を皆さんはご存知でしょうか?

ー世界遺産の島なのに、ほとんどの人が世界遺産の良いところを見ずに帰ってしまうー

たしかに、そのことを考えたら結構勿体無い事なのかも。

小笠原諸島が世界遺産に認定された、大きなウェートの要因は、小笠原諸島独特の希少な多くの固有種(動植物)たち。

私は小さい頃から実は動物好きだったので、この小笠原独特の固有種にはほんとに興味あり!

知っている方も多いと思いますが、小笠原諸島は東洋のガラパゴスと呼ばれているんですよ*

この流れでそのままお話しますが、とーーーーっても希少な小笠原の固有種を守るため、港では泥を落とすためのマットを設置してあったりするそうです。
靴底についた土に外来種の種などが付着していたりするのを落としたりと…とても気を配られています。

お話を聞いたり、自分でもインターネットで調べてみたりしましたが、全ては小笠原の貴重な自然を守るため、皆さん尽力されているという印象を受けました。

小笠原では、野生化したネコなどの外来動物が、アカガシラカラスバトなどの野鳥やオガサワラオオコウモリなどを襲い、生態系に大きな影響を与えているのだそうだ。

小笠原でペットを飼う際(小笠原村役場のHPより)

○ネコを飼うには…
  村役場で登録手続きを行ってください。
  できるだけ室内で飼いましょう。
○イヌを飼うには…
  村役場で登録手続きを行ってください。
  放し飼いなどはやめましょう。
○その他のペットを飼うには…
  逃げ出したりしないよう室内などで大切に飼いましょう。

との事が小笠原村役場のHPに記述されていた。(https://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/heritage_to_everyone/)参照

自然保護の話では他に、イベントに来ていた私と同じテーブルに座っていた参加者さんで、実際に小笠原に行った事のある方から聞いた実際の話。

小笠原諸島にはヤギ(野ヤギ)も生息しているのですが、実はヤギ(野ヤギ)も外来種なのだそうです。
なので観光客の少ない主に冬の時期などに狩りをしているのだそう。

そして野生化した猫(野猫)
野ネコは保護した後は、実は本土側(動物病院)に送られるのだそうです。私が調べたサイトによると、東京の動物病院など受け入れ先が決まるまでは小笠原の施設で保護されるとの事でした。
ある程度エサや水を与えているとだんだん人にも慣れてくるらしい。

受け入れ先の保護施設が見つかると、猫は本土へ。

保護施設、動物病院などで健康状態などもちろんチェックされ、人にもある程度慣れさせてから猫は里親に出されるという事でした。

くわしくはコチラをご参照ください(https://www.ogasawaraneko.jp/  )

―――――――――

イベントに参加することで小笠原諸島の旅するイメージを掴む事ができたし、それだけではなくて、島が行っている小笠原諸島の大切な自然を守る取り組みについても知る事ができてとても勉強になった。

私がいつか行くときの為にも情報のログとして&小笠原に行かれる方、小笠原に興味のある方にとっても少しでもお役に立てて頂けたら…と思います*

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!!

コメント

人気の投稿